“移籍”か“残留”か…プロ野球、2024年オフのFA目玉候補6人。去就が注目される選手たち
2024/11/12
産経新聞社
佐野恵太(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投左打
・身長/体重:178cm/88kg
・生年月日:1994年11月28日
・経歴:広陵高 – 明治大
・ドラフト:2016年ドラフト9位
今年7月に国内FA権を取得し、行使を熟考する意向を示していた佐野恵太。去就に注目が集まったが、チーム残留を決めた。
2016年ドラフト9位で横浜DeNAベイスターズに入団。プロ3年目の2019年に飛躍の足掛かりを掴むと、翌2020年にはメジャー移籍した筒香嘉智に代わって4番打者に抜擢された。
同年は打率.328、20本塁打、69打点をマークし、首位打者のタイトルを戴冠。大ブレイクを果たした。
2022年には打率.306、161安打、22本塁打、72打点の活躍で最多安打のタイトルに輝いた。
しかし、昨季は打率.264と苦しみ、今季は139試合の出場で打率.273、8本塁打、62打点という結果に。
レギュラーシーズンでは先発出場を続けていたが、日本シリーズの第5戦以降はスタメンを外れた。
筒香の復帰、梶原昂希、蝦名達夫らの台頭で外野は激戦区となり、レギュラー安泰とは言い難い立ち位置に。今オフは残留を決断しただけに、来季は巻き返しを図るシーズンとなるだろう。