06年日本ハムを日本一に導いたトレイ・ヒルマン氏、韓国SK監督に就任。「日本で実績を残し、采配を称賛する声も多い」
日本球界で活躍した外国人選手・監督は今も世界どこかで野球に関わっている。彼らの情熱はまだまだ尽きることはない。かつて北海道日本ハムファイターズで日本一にも輝いたヒルマン氏が来季より、韓国のチームを指揮する。
2016/10/27
チームに新しい風を
SK関係者は監督を探すため10月20日から2日間、アメリカに足を運んだ。そこではヒルマン監督を含む3人の候補者と個人面談を行い、監督を決めたという。
韓国メディア『エムスブルニュース』は監督就任の決め手について次のように報じている。
「ヒルマン氏を選んだのはアジアの野球に精通していることが理由だ。日本ハムでは実績を残しているし、日本でも彼の采配を称賛する声も多い。たとえ韓国に来てもすぐに新しい環境には順応できるだろう。また、これまでメジャーリーグで得た育成ノウハウも取り入れてほしい」
これまで5人の歴代監督はすべて韓国人。チームとしては野球のグローバル化も考えて他国の野球にも精通している外国人監督を探していた中でヒルマン監督は最適の人物だ。他球団と違ったことは球団のトップ自ら直接、候補者達と会っていたこと。そうすることで彼らの長短所を早めに把握することができる。
就任が決まったヒルマン監督は明日、28日に韓国に赴いて正式契約を交わし、選手達と会ってからすぐにアメリカに帰国するという強行スケジュールを立てた。これは彼自身が希望したことだ。今後はファンからの意見を球団のマーケティングに取り入れていきたいという。地域密着を図り、ファンを大事にする球団へ。ヒルマン監督の「シンジラレナーイ」改革が韓国で始まろうとしている。
出典元’
『エムスブルニュース』
[팩트체크] SK는 왜 힐먼을 선택했나