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前半戦最後の3連戦! 日本ハム・大谷の先発復帰が濃厚【パ展望第23節その1】

プロ野球は第23節に入る。7月14、15日にオールスターゲームを控え、前半戦を締めくくる3連戦となる。

2017/07/10

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ロッテはスタンリッジが復帰

3位 西武 ― 6位 ロッテ メットライフドーム 6勝3敗1分
 
 3位・西武がロッテをホームに迎えての3連戦。ロッテは前節を勝ち越しているだけに、勢いで西武を上回りたい。
 
 西武の初戦先発は多和田真三郎が上がる。ケガからの復帰戦となった6月28日のロッテ戦で先発して以来の登板となる。前回は6回途中3失点で降板。今回はしっかりゲームメークしたい。
 
 2戦目は岡本洋介、3戦目は野上亮磨か。岡本には勝ち運がついている。この3戦を終えると、ローテが再編される可能性が高く、どの投手も気合が入っているはずだ。
 
 前節の第2戦は打線が沈黙したものの、一時期の不調からは脱してきている。疲れの見える選手もいるが、ベンチにいる渡辺直人や水口大地、前節の2戦目で同点弾を放った山川穂高などが出場機会をうかがっている。
 
 9日の試合は、7回の好機を併殺打で逃したが、主砲・中村剛也や秋山翔吾らのバッティング内容は決して悪くなかった。チャンスメークを続けられるかが鍵になるだろう。上位を追いける立場としては、下位との試合を取りこぼすわけにいかない。
 
 ロッテは初戦先発にスタンリッジがマウンドに上がる。シーズン開幕から不調で5月18日にファームに落ちていたが、防御率1.02の好成績をひっさげ復活のマウンドとなる。野手に外国人が多くいるため、結果で存在感を示したいところだ。
 
 2戦目はおそらく二木康太だろう。西武戦を得意としている。7回2失点に抑えて勝利をつかみたい。
 
 打線はやや下降線をたどっている。調子を上げるには、起用を安定させたいところ。打順が変わり続けると、選手は調子を持続するのが難しくなる。指揮官が目指す野球を実践できる選手を積極起用したい。鈴木大地や角中勝也に続くチームの核となる選手を育てたい。

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