清宮回避の球団、1位指名は? 即戦力投手をチェック。ドラフト会議、注目選手タイプ別解剖<投手編>
プロ野球新人選択会議(ドラフト会議)が26日に開催される。プロ野球志望届を提出した高校・大学総勢211人に社会人・独立リーグ所属選手などを加えた候補選手が、12球団の指名を待つ。そのドラフト候補者をタイプ別に分けて紹介したい。まずは投手編だ。
2017/10/23
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タイプ別で見る注目候補
誰が今年の目玉で、上位候補であるという情報は今の時代、簡単に入手できるだろう。しかし、その適正やタイプはあまり語られることがない。担当スカウトや見る人によって多少の違いは生じるが、今年のドラフト候補はどのタイプに分類されるだろうか。
スカウティングに力を入れている北海道日本ハムファイターズは、毎年ドラフト会議前に、その年の候補者をリストアップし、ランク付けするという。自チームがそれぞれのドラフト候補に順列を付けることで、明確な戦略でドラフトに臨むためだ。
実際のドラフト会議では想定外のことが起きる。それによって、動揺して他球団の動向に左右されることがあるらしい。ランク付けによって、チームとしての方針が整理されるのだろう。その中で各スカウトは適正な位置(Right Position)を見定め、指名していくのだ。
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