【日本S第4戦採点】DeNA・濱口、文句なしの最高評価。ソフトバンクは左腕対策に反省点
日本シリーズ第4戦は横浜DeNAベイスターズが6－0で福岡ソフトバンクホークスに完封勝ち。崖っぷちで踏みとどまった。両チームのパフォーマンスはどうだったのか。
2017/11/02
横浜DeNAベイスターズ
1（中）桑原6.0
評 スタンドの声援に押されて2安打をマークした。逆シリーズ男からの脱却なるか。ファンの声を背負ってプレーしたい。
2（二）柴田5.0
評 初回の送りバント失敗はムードを悪くしたが、守備面では好捕が二つあった。安心感のある二塁手だ。
3（一）ロペス5.5
評 今日はややおとなしかったが、最後の打席でチャンスメーク。さすがのひとこと。
4（左）筒香5.0
評 和田に翻弄され2三振を喫した。3打席目からは立て直そうと少しずつよくなっていた。
5（三）宮崎6.5
評 起死回生の先制本塁打を放った。得点が入っただけではなく、チームが前を向く一打だった。
6（右）梶谷6.0
評 前日のうっぷんを晴らす2安打。いずれも得点につながり、しっかりとチャンスメークができていた。
7（捕）高城6.5
評 濱口を巧みにリードしてソフトバンク打線を手玉に取った。打っても3安打1本塁打3打点。3人目の捕手ではもったいないことを証明した。
8投手
9（遊）倉本6.0
評 ヒットは1本のみも、犠牲フライで貴重な2点目を挙げた。シリーズ打率4割をキープし、宮崎と並んで好調だ。
＜途中交代＞
乙坂――
＜投手＞
濱口 7.0
評 文句なしのマンオブザマッチ。ストレート、多彩な変化球を駆使してソフトバンク打線を8回途中まで無失点に抑えた。ルーキーとは思えないマウンドさばきで、大きな勝利をもたらした。
パットン5.5
評 一発出れば同点の場面で登板。しっかり役目を果たした。
山崎5.5
評 セーブシチュエーションではなかったが、3人で切って取った。これから彼の活躍失くして逆転優勝はない。
ラミレス監督6.0
評 シリーズノーヒットの桑原を使い続けて、彼の復調を待ったのは見事に尽きる。打線の組み替えも功を奏したといえるだろう。