マイコラスが米球界へ、日本経由でメジャー復帰後に開花。”逆輸入”を果たした6人【編集部フォーカス】
2017/12/07
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■日本球界のブランクが7年
バディ・カーライル
1996年のドラフト2巡目(全体38位)でシンシナティ・レッズから指名されたカーライル。1999年にパドレスでメジャーデビューを果たすと、2001年・2002年は阪神に在籍。1年目は7勝10敗、防御率3.87という成績を残したが、2年目は結果を残せず退団。
その後は韓国球界のLGツインズやマイナー・メジャーの球団を転々としていたが、2010年に日本ハムに入団しまさかの日本球界復帰を果たす。しかし、同年は結果を残せず7試合登板で1勝もできずに退団となった。
その後もマイナー球団を転々とし、2014年からはニューヨーク・メッツに所属。メッツでは2014~2015年にメジャー登板を果たし、2015年には開幕戦でメジャー史上4人目となるデビュー15年後にセーブという記録を作った。
現在は現役を引退し、アトランタ・ブレーブスやロサンゼルス・エンゼルス傘下マイナーのコーチを務めるなどして指導者の道を歩んでいる。
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