球界の常識を覆した二刀流・大谷翔平。日本屈指の逸材が球界に残した”伝説”10選【編集部フォーカス】
2017/12/11
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ポスティングシステムを行使したメジャー移籍を目指していた北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手は、8日(日本時間9日)にロサンゼルス・エンゼルスと契約合意に至ったことを代理人のネズ・バレロ氏が明かした。
2012年のドラフト1位で日本ハムに指名された大谷だったが、当初は入団の意思はなく、高校卒業後に直接米球界へ挑戦しようとしていた。しかし、日本ハム球団・栗山英樹監督の熱心な説得もあり、大谷は日本ハム入団を決意した。
大谷は球界でも前代未聞となっていた投手・野手を両立する「二刀流選手」を目指すとして、様々な議論が沸き起こったが、2年目の2014年には投打で頭角を現し、2016年には投打で主力として活躍し、チームの日本一に貢献、シーズンMVPにも選出され日本球界のトップに立った。
そして、2017年オフにはポスティングシステムを行使し、かねてから希望していたメジャーリーグ挑戦を表明。メジャー30球団全てが獲得に向けて調査を進め、米国でも非常に大きな注目を集めた。そして、8日にはエンゼルス入りが確定し、大谷はかねてから希望していたメジャーリーグの舞台のスタートラインに立つことになった。
今回は、大谷が日本球界で過ごした5年間で残した10個の”大谷伝説”を編集部で選出した。5年間という短い間だったが、大谷は数々の伝説を日本球界に残し、球史に残る数々の記録を打ち立てた。(2017年掲載の記事を再編集したものです)