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前回プレミア12王者・韓国、大きな重圧は東京五輪出場権獲得の使命。今大会も日本代表・侍ジャパン最大の敵となるか【韓国代表2019メンバー一覧】

2019/11/01

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 2015年の第1回大会の王者韓国。来年の東京五輪にも直結する今大会で好成績を収めることは、彼らにとって絶対的なミッションだ。
 
 先ごろ台湾で開催されたアジア選手権、学生のみで構成されたチームで臨んだ韓国は、中国に2度敗れるという失態を犯しまさかの4位。これにより、上位2チームに与えられる来年の五輪最終予選への出場権を逃してしまった。
 
 したがって、韓国は今プレミア12で、台湾、オーストラリアを上回り、アジア・オセアニア地区最上位チーム(日本除く)に与えられる五輪出場権を何としてでも獲得しなければならないというプレッシャーとも戦うこととなる。
 
 選出された28選手は全て国内組で、特に韓国シリーズに進出した、斗山ベアーズ(7人)、キウムヒーローズ(5人)の2チームから大量選出されている。こうした強豪チームの主力選手を軸に、首位打者のヤン・ウィジ(NCダイノス)、本塁打王のパク・ビョンホ(キウム)、最優秀防御率のヤン・ヒョンジョン(KIAタイガース)といったタイトルホルダーたちも多く選出されている。
 
 クローザーのハ・ジェフン(元東京ヤクルトスワローズ)はチーム内で唯一のNPB経験者。ヤクルト時代は野手としてプレーしていたが、投手登録の今季は、36セーブを挙げセーブ王に輝いている。また10代から代表選手として活躍する左腕キム・グァンヒョンは、31歳になった今も健在。今季は17勝、防御率2.51という好成績をマークし、再び侍ジャパンの前に立ちはだかりそうだ。
 
 攻守にスキのない陣容の韓国は、やはり今大会も侍ジャパンにとって最大のライバルと言ってよいだろう。
 
 
韓国代表試合日程
11月6日 vsオーストラリア
11月7日 vsカナダ
11月8日 vsキューバ
 
【表】プレミア12、各グループ組み合わせ・日程一覧

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