ダルビッシュ有の癖は見抜かれていた? KOの要因と世界最大の重圧とは【小宮山悟の眼】
2017/11/06
ワールドシリーズが閉幕した。日本人選手2人が所属したロサンゼルス・ドジャースの29年ぶりの世界一を逃した。今回は最終戦の第7戦に先発したダルビッシュ有投手がなぜKOされたのかについて話したい。... 続きを見る
2017/11/06
ワールドシリーズが閉幕した。日本人選手2人が所属したロサンゼルス・ドジャースの29年ぶりの世界一を逃した。今回は最終戦の第7戦に先発したダルビッシュ有投手がなぜKOされたのかについて話したい。... 続きを見る
2017/11/03
今季途中からロサンゼルス・ドジャースに移籍し、地区優勝・リーグ制覇に貢献も、ワールドシリーズでは2戦に先発登板し、2試合とも2回持たずに降板と精彩を欠いてしまったダルビッシュ有投手。 3勝3敗で迎えた第7戦に先発登板したダルビッシュだったが、試合序盤で相手に大きく流れを渡す5失点を喫し、チームも1-5でそのまま敗戦。大一番で不甲斐ない投球を見せてしまったダルビッシュに対し、地元では多くの批判の声が上がり続けている。 そもそも、今季のドジャースはポストシーズンを勝ち抜き、世界一を掴むためにダルビッシュを獲得。地区優勝は現有戦力でも可能と見られていたが、毎年ポスト ... 続きを見る
2017/11/03
ヒューストン・アストロズが1日(日本時間2日)、敵地で行われたワールドシリーズ第7戦でロサンゼルス・ドジャースを5-1で破り、球団史上初の世界一に輝いた。ドジャースのダルビッシュ有投手はワールドシリーズで2試合続けて炎上し、チームを世界一に導くことはできなかった。ポストシーズン2勝0敗と好調だったダルビッシュがなぜ突然ワールドシリーズで崩れたのか。その一つの要因として取り上げられているのが、ワールドシリーズ公式球の「すべるボール」だ。... 続きを見る
2017/11/02
ロサンゼルス・ドジャースは1日(日本時間2日)に本拠地で行われたワールドシリーズ第7戦でヒューストン・アストロズに1-5で敗れ、29年ぶりのワールドシリーズ制覇を逃した。 この試合の先発は今季途中にドジャースに移籍してきたダルビッシュ有投手だったが、ダルビッシュは第3戦に続いて今回登板でも2回途中5失点でKO。その後を投げたモロー・カーショウ・ジャンセン・ウッドが無失点と力投を見せただけに、序盤の2イニングが悔やまれる敗戦となった。 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」では敗戦を受けて1日付で特集を掲載。第3戦・第7戦の2試合で先発の役割を果たせなかったダルビッシ ... 続きを見る
2017/11/02
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手は、1日(日本時間2日)に本拠地で行われたヒューストン・アストロズとのワールドシリーズ第7戦に先発登板したが、2回途中KOとなってマウンドを降りた。 勝った方が世界一という大一番で、ドジャースは初回からミスが生じ、ダルビッシュの投球リズムが狂った。 初回、ダルビッシュは先頭のスプリンガーに左翼線ギリギリへ二塁打を浴びいきなりピンチを招くと、続くブレグマンの一ゴロをベリンジャーが悪送球。ベースカバーに入ったダルビッシュは捕球できず、ドジャースはいきなり1失点。その後もブレグマンの三盗でピンチを広げると、アルトゥーベの一 ... 続きを見る
2017/11/02
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手は、1日(日本時間2日)に本拠地で行われたヒューストン・アストロズとのワールドシリーズ第7戦に先発登板したが、立ち上がりは味方失策も絡んで2失点スタートとなった。 勝った方が世界一という大一番で、ドジャースは初回からミスが生じてしまった。 初回、ダルビッシュは先頭のスプリンガーに左翼線ギリギリへ二塁打を浴びいきなりピンチを招く。そして、続くブレグマンの一ゴロをベリンジャーが悪送球。ベースカバーに入ったダルビッシュは捕球できず、ドジャースはいきなり1点を失い、ブレグマンにも2塁へ進まれる。 その後、ブレ ... 続きを見る
2017/11/01
ロサンゼルス・ドジャースは、31日(日本時間11月1日)に本拠地で行われたワールドシリーズ第6戦でヒューストン・アストロズを3-1で下し、世界一へ逆王手をかけた。 この試合にはベテラン左腕のリッチ・ヒル投手(37)が先発登板。グラウンド外では紳士ながら、グラウンド内では非常に感情的で熱い男になると評された男が、人種差別行為後に初めてドジャー・スタジアムに登場したユリエスキ・グリエル内野手の打席でとった行動が米国中で話題となっている。 ワールドシリーズ第3戦で「つり目ジェスチャー」と呼ばれるアジア人を揶揄するジェスチャーを行い、スペイン語で蔑称を発したグリエルは ... 続きを見る
2017/11/01
ロサンゼルス・ドジャースは31日(日本時間11月1日)、本拠地で行われたワールドシリーズ第6戦でヒューストン・アストロズを3-1で下し、シリーズ戦績を3勝3敗として29年ぶりとなる世界一へ王手をかけた。 レギュラーシーズンでは100勝以上をマークした両チームの戦いは第7戦までもつれることになり、その運命の一戦にはドジャース・ダルビッシュ有、アストロズのランス・マッカラーズが先発する。 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は31日の試合終了後に速報で次戦の先発に関する特集を掲載。 ドジャースのロバーツ監督は「私たちは最終戦に登板するダルビッシュに全幅 ... 続きを見る
2017/10/29
27日(日本時間28日)に行われたワールドシリーズ第2戦で、アジア人を揶揄する人種差別的ジェスチャーを取ったヒューストン・アストロズのユリエスキ・グリエル内野手(33)に2018年シーズンの開幕5試合出場停止の処分が下った。 かつてはDeNAにも所属していたグリエルは、第2戦の2回にロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手から本塁打を放った際に「つり目ジェスチャー」と呼ばれるアジア人を揶揄するときに使われることの多いジェスチャーを行い、スペイン語でアジア人を指す蔑称である「チニート」と発言したことが問題となっていた。 28日付のMLB公式サイトでは、グリエ ... 続きを見る
2017/10/28
元横浜DeNAベイスターズ、現ヒューストン・アストロズ所属のユリエスキ・グリエル内野手が27日(日本時間28日)のワールドシリーズ第3戦のロサンゼルス・ドジャース戦でダルビッシュ有投手に対する差別的なジェスチャーを行なったのではないかということで米国で波紋が広がっている。 この日のグリエルは2回にダルビッシュから先制弾を左翼スタンドに放った。その後テレビカメラはベンチで談笑するグリエルの姿を抜いたのだが、そのときにグリエルは自身の両指を目尻に当てていたのだ。このジェスチャーは「つり目ジェスチャー」と呼ばれ、アジア人を揶揄するときに使用されることが多い。 グリエ ... 続きを見る
2017/10/28
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が27日(日本時間28日)、敵地でのワールドシリーズ第3戦のヒューストン・アストロズ戦に先発登板。1回2/3、6安打、1四球、4失点で敗戦投手となった。また、前田健太投手は2回2/3を1安打、1四球、2三振、無失点でポストシーズン7戦連続無失点を記録した。試合はアストロズが5-3で勝利。対戦成績をアストロズの2勝1敗とした。 今季のポストシーズンは2戦に投げ2勝と期待通りの活躍を見せているダルビッシュ。ワールドシリーズでの日本人選手の先発登板は、2007年にボストンレッドソックスの松坂大輔投手以来10年ぶりの快挙だ。 ... 続きを見る
2017/10/28
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が27日(日本時間28日)、敵地でのワールドシリーズ第3戦のヒューストン・アストロズ戦に先発登板。1回2/3、6安打、1四球、4失点でノックアウトとなった。 今ポストシーズンは2戦に投げ2勝としっかり期待通りの活躍を見せているダルビッシュ。ワールドシリーズでの登板は自身初の経験だ。 初回、先頭打者のスプリンガーに右中間を破る二塁打を打たれるが、後続を抑え無失点。しかし、2回に先頭のグリエルに左翼スタンドに先制ソロ本塁打を許す。 さらに続けて二塁打、四球で再びピンチを迎えると、ゴンザレスに左中間フェンス ... 続きを見る
2017/10/18
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手は、17日(日本時間18日)に敵地で行われているナ・リーグ優勝決定シリーズのシカゴ・カブス戦に先発登板し、6回1/3を1失点と好投しポストシーズン2勝目をマーク、チームをリーグ制覇まであと1勝に導いた。 この日のダルビッシュは初回にソロ本塁打を浴びるなど、立ち上がりに苦しんだが2回以降は持ち直し要所を締め得点を許さなかった。そして、打線もカブス投手陣を攻略してチームは無事に白星を飾った。 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」では、17日の試合終了後に特集を掲載。29年ぶりの地区シリーズ制覇を目前に導く好投を見せたダルビッ ... 続きを見る
2017/10/18
ロサンゼルス・ドジャースは17日(日本時間18日)、敵地で行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦でシカゴ・カブスを6-1で下し、3連勝で1988年以来29年ぶりとなるリーグ制覇に王手をかけた。 ドジャース先発はダルビッシュ。この日は立ち上がりこそ苦しんだが、2回以降は持ち直し、ファンやチームの期待に応える好投を見せた。 ダルビッシュは初回にシュワーバーにソロ本塁打を浴びて1点を失い、その後も走者を背負う苦しい立ち上がりとなったが、本塁打のみの1失点で切り抜けた。 2回は三者凡退に抑え、3回・4回は走者を背負うも無失点。5回も三者凡退に抑えると ... 続きを見る
2017/10/17
今季途中にテキサス・レンジャーズからロサンゼルス・ドジャースにトレードで移籍となったダルビッシュ有投手。17日(日本時間18日)には、シカゴ・カブスとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に先発する予定だが、地元だけでなく、古巣のテキサス州でも注目されている。 テキサス州の地元紙「ダラス・モーニングニューズ」では16日付で特集を掲載。同紙のジェリー・フレイリー記者は「火曜日のリーグ優勝決定シリーズ第3戦に先発登板するダルビッシュは、今季の4ヶ月ほどをレンジャーズで過ごした時とは別人のようだ」と評し、移籍後の変化に注目している。 記事では、ダルビッシュは伝家の宝刀・ ... 続きを見る
2017/10/15
ロサンゼルス・ドジャースは、14日(日本時間15日)に本拠地で行われたナ・リーグ優勝決定シリーズでシカゴ・カブスを5-2で下した。 地区シリーズから4連勝と勢いに乗っているドジャースだが、今日も厳しい戦いを制しての白星となった。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」では14日付で「カーショウが決め手ではなく、ドジャースは勝利を手にすることができた」というタイトルで特集を掲載。 ドジャースは現在5年連続で地区優勝を果たしているものの、毎年ポストシーズンになるとスーパーエースのクレイトン・カーショウに負担が集中し、ワールドシリーズ出場を逃す憂き目に遭っていた。しかし、今 ... 続きを見る
2017/10/15
ロサンゼルス・ドジャースは14日(日本時間15日)に本拠地で行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦でシカゴ・カブスを5-2で下した。 この試合の先発はドジャースが絶対的エース・カーショウ、カブスが今季途中加入で7勝(今季計11勝)をマークしたキンターナの左腕対決。序盤は互角の戦いを繰り広げたが、5回以降からはドジャースが試合の主導権を握った。 4回、カーショウはアルモラJrに2ランを浴びて先制点を献上すると、5回裏の攻撃で代打を送られ、5回2失点という内容で降板となった。しかし、カーショウが代打を送られた5回裏には、プイグの適時二塁打・カルバーソンの犠飛で2 ... 続きを見る
2017/10/15
MLBのポストシーズンがリーグチャンピオンシップまで進んだ。日本人選手が所属するヤンキースとドジャースも進出。これからの戦いが楽しみだが、今回はドジャースの2人の地区シリーズでの投球について話したい。... 続きを見る
2017/10/10
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が9日(日本時間10日)、ナ・リーグ地区シリーズ第3戦のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。5回0/3、74球、2安打、無四球、7三振、1失点で自身初のポストシーズンでの白星を挙げた。また、前田健太投手は4番手として登板。1回を2三振と完璧な投球を披露した。ドジャースは3-1で勝利し、2年連続でリーグ優勝決定シリーズに進出した。 ドジャースが2勝0敗とリーグ優勝決定シリーズに王手をかけ迎えた第3戦。ドジャースはダルビッシュ、追い込まれたダイヤモンドバックスはグレインキーが先発マウンドに上がった。 初回にベリン ... 続きを見る
2017/10/10
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が9日(日本時間10日)、ナ・リーグ地区シリーズ第3戦のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。5回まで快投を続けていたが、6回に突如制球を乱し交代。5回0/3、74球、2安打、無四球、7三振、1失点で降板した。チームは3-1でリードしている。 初回にベリンジャーの内野ゴロの間にドジャースが1点を先制すると、ダルビッシュは初回に技ありバント安打を許すも、完璧な投球を披露。カットボールとスライダーをうまく組み合わせ、相手打線を翻弄する。 5回にはポストシーズンで当たりが止まっていたベリンジャーがソロ本塁打を放ち、ド ... 続きを見る
2017/10/09
7日(日本時間8日)にナ・リーグ地区シリーズ第2戦でアリゾナ・ダイヤモンドバックスを下し、リーグ優勝決定戦進出に王手をかけているロサンゼルス・ドジャース。 第3戦・第4戦はダイヤモンドバックスの本拠地、チェイス・フィールドで行われる予定だが、8日付で地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」では同球場名物の「外野席ジャグジープール」で過去にドジャースが起こした出来事を紹介。 今回試合が行われているダイヤモンドバックスの本拠地であるチェイス・フィールドには右中間の外野席にジャグジープールが設置されている。 同球場は砂漠に囲まれたアリゾナ州・フェニックスに ... 続きを見る
2017/10/08
ナ・リーグ地区シリーズ第3戦に先発するロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」では7日(日本時間8日)付で、移籍後のポストシーズン初登板を控えたダルビッシュについて特集を掲載し、ドジャースが今後のポストシーズンを勝ち抜くためのキーマンとしている。 同紙のディラン・ヘルナンデス記者は「ダルビッシュはドジャースに加入してから9試合に先発登板したが、それはドジャースが彼を獲得した本当の目的ではない」と話しており、ドジャースがダルビッシュを獲得したのは今回のポストシーズンのためであることを強調している。 また、記事ではダルビッシュ ... 続きを見る
2017/09/26
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手、前田健太投手が25日(日本時間26日)に本拠地で行われたサンディエゴ・パドレス戦に登板。ダルビッシュは7回を投げ、2安打、無四球、9三振、1失点で3年ぶりの2桁勝利を挙げ、前田は1回を2安打、1三振、2失点(自責1)の成績だった。 試合後に記者からのインタビューに答えたドジャースのロバーツ監督は、「有は完璧に制球されていた」と語り始めると、その後は変化球の質、直球の球速とキレなどが素晴らしかったと絶賛した。 さらにポストシーズンについては「有は我々の目指すところ(世界一)に向けて大きな役割を占めている。そういう訳 ... 続きを見る
2017/09/26
ロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレス戦(現地25日、ドジャー・スタジアム)でダルビッシュ有投手と前田健太投手の日本人リレーが実現し、ドジャースがメジャー最速で今季の100勝目を挙げた。 ダルビッシュが7回を2安打、無四球、9三振、1失点と圧巻の投球でマウンドを降りると、8回には前田健太投手が登板。不運な当たりに味方の拙守もあり、1回を2安打、2失点(自責1)、1三振で降板した。 試合はドジャースが9-3で快勝。ドジャースはこの勝利でMLB最速で100勝(57敗)を達成した。大台に到達した試合で夢の日本人投手リレーが実現。ダルビッシュは前回登板で打ち ... 続きを見る
2017/09/26
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が25日(日本時間26日)、本拠地でサンディエゴ・パドレス戦に先発登板。7回を2安打、無四球、9三振、1失点で10勝目の権利を持ち降板した。 ドジャースに移籍後、未だ本拠地で勝ち星がないダルビッシュ。初回は制球が少し定まらないながらも三者凡退に抑えると、その裏にチームは満塁からフォーサイスの走者一掃適時二塁打で3点をダルビッシュに援護する。 2回、3回と打者一巡を無安打に抑えたダルビッシュは、制球を戻した4回には圧巻の三者連続三振。チームが5-0とリードした5回にはスライダーが曲がりすぎて死球を与え、この日初の走者を ... 続きを見る
2017/09/24
ロサンゼルス・ドジャースが22日(日本時間23日)、本拠地でジャイアンツ戦に4-2で勝利し、5年連続でナ・リーグ西地区を制した。 今季は圧倒的な成績を残しながらも終盤に大失速。8月26日から17試合でわずか1勝しかできず。ロサンゼルス移籍後最悪の11連敗を喫したが、それでもMLB最高勝率を保ち、地区優勝を果たした。 この日は試合後にシャンパンファイトで大盛り上がりしたが、目指すところは1988年以来39年ぶりの世界一だ。 7月31日にレンジャーズから移籍してきたダルビッシュ有投手は今季9勝12敗、防御率3.96の成績。ドジャース移籍後初戦は圧倒 ... 続きを見る
2017/09/20
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手は、19日(日本時間20日)に敵地で行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板。5回1/3を1失点(自責0)と好投したが、降板後に後続が逆転を許し勝利投手の権利は消滅。2014年以来、3季ぶりとなる10勝、日米通算で10回目となる2桁勝利はお預けとなった。 初回、ダルビッシュは上位打線を全員ゴロアウトに抑える上々の立ち上がりを見せる。2回は先頭のホスキンスに四球を与え走者を背負ったが、ウィリアムスを左飛、アルテールを遊ゴロ、クロフォードをスライダーで空振り三振に仕留め、つけ入る隙を与えない。 そして、3回には女 ... 続きを見る
2017/09/13
ロサンゼルス・ドジャースに所属するダルビッシュ有投手のトレード相手となったテキサス・レンジャーズのウィリー・カルフーン外野手が、12日(日本時間13日)の試合でメジャーリーグデビューを果たした。 7月31日のトレード期限ギリギリに決定したトレード。レンジャーズはダルビッシュ有投手をドジャースに送り、ウィリー・カルフーン外野手、AJアレクシ投手、ブレンダン・デービス内野手の3選手を獲得。3選手の中で最も評価が高い選手がカルフーンだ。 そして、12日のシアトル・マリナーズ戦で「7番・左翼」としてメジャーデビューを果たすと、2回にチャンスで回ってきた初打席で一二塁間 ... 続きを見る
2017/09/09
ドジャースのダルビッシュ有投手が、8日(日本時間9日)に本拠地でロッキーズ戦に先発登板。MLB史上最速となる1000奪三振を記録するも、4回1/3、90球、5安打、6三振、2四球、5失点で12敗(8勝)を喫した。 4回までは絶好調のダルビッシュ。初回にソロ本塁打を打たれるも、2回から4回までは好投。4回にはゴンザレスから空振り三振を奪い、メジャー通算1000奪三振目。128試合での到達は史上最速となった。 しかし、5回に一気に崩れる。不運な当たりもあり、4本の二塁打を浴び、この回に4失点。逆転を許し、ダルビッシュは5回途中で降板した。 試合後、 ... 続きを見る
2017/09/09
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が、8日(日本時間9日)に本拠地でコロラド・ロッキーズ戦に登板。4回1/3、90球、5安打、6三振、2四球、5失点で降板した。また、4回にゴンザレスからこの日6つ目の三振を奪い、MLB史上最速で1000奪三振を達成した。 とにかく絶不調で7連敗中のドジャース。ダルビッシュも前回登板は3回5失点と敗戦投手となっていた。この日は何としてもチームの連敗を止めたい登板だ。 ダルビッシュは、初回にゴンザレスにソロ本塁打を打たれ先制点を許す。しかし、その裏にドジャース打線がターナーの2ラン本塁打などで4点を加えてダルビッシュを援 ... 続きを見る
2017/09/05
今季、絶好調でシーズンを駆け抜けていたドジャースが苦しんでいる。4日(日本時間5日)に本拠地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦を13-0で落とし、直近10戦でわずか1勝。チームのエース、カーショウの復帰戦以外すべてで負けるという異常事態に陥っている。 現地26日から2試合ブリュワーズ戦を落とすと、続くダイヤモンドバックス戦ではスイープされてしまう。1日のパドレス戦ではカーショウの好投により1-0で勝利するも、そこから3試合パドレス戦を落とし、この日のダイヤモンドバックス戦でも中継ぎ陣が打ち込まれ、J.D.マルティネスの4打席連続弾のおまけ付きで完敗した。 ... 続きを見る
2017/09/03
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手は、2日(日本時間3日)に行われたサンディエゴ・パドレス戦に先発登板したが、3回0/3を88球で8安打・5奪三振・3四球・5失点とKOされ、自己ワーストを更新する11敗目(8勝)を喫した。 前回登板では制球に苦しみ、5回3失点という内容で自己ワーストの10敗目を喫し、雪辱を果たしたいマウンドだったが、試合開始前に32.5ゲーム差をつけていたパドレス相手に好投を見せることはできなかった。 初回、1点の援護を貰ったダルビッシュだったが、直後の立ち上がりに苦しみ1失点。その後の2回は無失点に抑え、3回表に再び1点の援護を貰 ... 続きを見る
2017/09/03
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手は、2日(日本時間3日)に敵地で行われているサンディエゴ・パドレス戦に先発登板したが、4回途中5失点でKOとなった。 1回表、ドジャースは一死からグランダーソンが安打で出塁すると、続くターナーが適時二塁打を放ち、1点を先制しダルビッシュを援護する。 しかし、1回裏にダルビッシュは一死からアイバーに二塁打・スパンゲンバーグに内野安打を浴び1・3塁のピンチを招く。その後、4番のサンチェスに適時打を浴び、試合を振り出しに戻されてしまった。 その後、3回表に再び1点の援護を貰ったダルビッシュだったが、3回裏 ... 続きを見る
2017/08/28
ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が、27日(日本時間28日)に自身のインスタグラムを更新。家族で天ぷらを食べたことを投稿し、天ぷらに何をつけて食べるかをフォロワーに問いかけたところ、投稿後わずか1分でチームメイトのダルビッシュ有投手からコメントが届いた。 この日、チームはデイゲームだったため、家族と一緒に天ぷらを食べに行ったとインスタグラムに投稿した前田。自身は天ぷらにはすべて塩をつけて食べる「塩派」だと明かし、「みなさんは何派ですか?」とフォロワーに対して質問した。 すると、投稿後約1分で「つゆ派です。」と最初のコメントが書かれる。ところがそのコメント ... 続きを見る
2017/08/28
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が、27日(日本時間28日)に本拠地で16日以来の先発登板。5回を6安打、3四球、7三振、3失点の成績で自身初となる10敗目(8勝)を喫した。試合後に記者からのインタビューに答えたダルビッシュは、投球フォームでの変更点があったことを明かした。 故障者リスト明け最初の登板となったダルビッシュ。試合後には故障者リストに入っているときに投球動作などのメカニックの部分で大きな変更をしたと明かし、「ブルペンでは良かったが、ゲームに入ると違うので、その感覚をつかむのに苦労した」と記者に語った。 また、投球フォームを変えることがど ... 続きを見る
2017/08/28
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が、27日(日本時間28日)に本拠地で16日以来の先発登板。5回を6安打、3四球、7三振、3失点の成績で10敗目(8勝)を喫した。 腰の張りのために故障者リスト入りをしていたダルビッシュ。この日は16日以来の先発登板だ。「プレイヤーズ・ウィークエンド」のため「YU-SAN」と背中に入れられたダルビッシュは、初回に先頭打者を四球で出塁させると、一三塁からショーを遊撃への鈍い当たりに打ち取るが、これを遊撃手のシーガーがまさかのトンネル。不運な失点で1点を失った。 2回は先頭打者に出塁を許すも、圧巻の3者連続三振。しかし、 ... 続きを見る
2017/08/20
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が、腰の張りの影響で10日間の故障者リスト入りとなった。球団公式サイト、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」など複数米メディアが報じている。 ダルビッシュの代わりには、今季メジャーデビューを果たした30歳の左腕投手・エドワード・パレイデス投手が昇格する。 故障者リスト入りとなったダルビッシュだが、今回は大事を取っての離脱となっているようだ。 そのため、22日(日本時間23日)に予定されていたピッツバーグ・パイレーツ戦の先発は回避するが、27日(日本時間28日)のミルウォーキー・ブリュワーズ戦で復帰する見込 ... 続きを見る
2017/08/17
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が、16日(日本時間17日)に本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。6回を投げ、8安打、1四球、2三振、3本塁打、3失点の成績。チームは9回裏まで2-4で負けていたがプイグの劇的なサヨナラ打によって、ダルビッシュの負けは消えた。 この日が31歳の誕生日のダルビッシュは初回に先頭打者に一発を食らうと、6回までにソロ本塁打3本によって3点を失う。また、三振もこの日は通常のように奪うことができずにキャリア最少の2三振。さらに打線もダルビッシュを援護できずに、7回表に投球練習を行うも降板した。 その後、打線もホワイ ... 続きを見る
2017/08/17
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が、16日(日本時間17日)に移籍後初となる本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。6回を投げ、8安打、1四球、2三振、3本塁打、3失点の成績で、勝ち負けは付かなかった。 移籍後、さらにMLBでも初となる本拠地ドジャー・スタジアムでのお披露目登板となったダルビッシュ。実はドジャー・スタジアムでの登板は2009年のワールド・ベースボール・クラシック決勝の韓国戦以来だ。 本拠地の大歓声に迎えられたダルビッシュは、いきなり初回の先頭打者のガルシアに甘く入った初球を右翼ポールに当てられ、先頭打者弾を浴びる。 &nbs ... 続きを見る
2017/08/11
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が、10日(日本時間11日)に敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。5回を投げ106球、5安打、2四球、10三振、2失点で移籍後2連勝となる8勝目を手に入れた。試合後にダルビッシュは現地『スポーツネットLA』のインタビューに答え、「苦しい試合」だったと語った。 この日のダルビッシュは制球に苦しんだ。初回はすべての打者にフルカウントの投球。4回を除いて初球がストライクに入らない投球も続いた。ダルビッシュ自身も、「初球のストライクが取れなくて、すごく苦しい試合だったんですけど、なんとか三振でアウトを取れて、まとめられた」と ... 続きを見る
2017/08/11
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が、10日(日本時間11日)に敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。5回を投げ106球、5安打、2四球、10三振、2失点で移籍後2連勝とする8勝目を手に入れた。 移籍後2戦目となったダイヤモンドバックス戦は、初回に味方がヘルナンデスの3点適時打でいきなり援護点をもらう。 ダルビッシュは先頭打者に安打を打たれるも、後続を打ち取り無失点。この日は制球が定まらずに初回はすべての打者に対してフルカウントとするが、キレ味鋭いスライダーと直球でダイヤモンドバックス打線を抑えた。 3回は先頭のマルテを ... 続きを見る
2017/08/06
前田健太投手・ダルビッシュ有投手が所属しているロサンゼルス・ドジャースの勢いが止まらない。 強力な投手陣・野手陣を誇るドジャースは、直近50試合で43勝7敗、勝率.860と驚異的なペースで白星を積み重ねている。シーズン成績も78勝32敗で勝率.709と圧倒的で、63勝46敗で地区2位のアリゾナ・ダイヤモンドバックス、64勝47敗で同率2位のコロラド・ロッキーズに14.5ゲームの大差をつけて首位を独走している。 米国ESPNによると50戦43勝という成績は1912年以来105年ぶりとなっており、残り52試合で39勝マークすれば1906年のシカゴ・カブス、2001 ... 続きを見る
2017/08/05
ロサンゼルス・ドジャースに移籍したダルビッシュ有投手が、4日(日本時間5日)に敵地でのニューヨーク・メッツ戦に先発登板。7回を99球、3安打、1四球、10三振、無失点に抑え、移籍後初勝利、そして今季7勝目を手に入れた。試合後に、ダルビッシュはインタビューに答え、初登板にについて語った。 「キャッチャーのサインを信じて投げた」というダルビッシュ。「初回は守っている選手も違うし変な感じはありましたけど、2回からはいつも通りに投げることができました」と試合を振り返った。 「みんな、良いピッチングをしているので、トレードで来たのに滅茶苦茶だったらヤバいなと思っていたの ... 続きを見る
2017/08/05
ロサンゼルス・ドジャースに移籍したダルビッシュ有投手が、4日(日本時間5日)に敵地でのニューヨーク・メッツ戦に先発登板。7回を99球、3安打、1四球、10三振、無失点に抑え、移籍後初勝利、また両リーグ合わせて今季7勝目を手に入れた。 ダルビッシュにとってメッツはキャリアで3試合目の登板となり、これまでの対戦成績は0勝0敗。今季は6月7日に登板し、7回1/3を3安打、1四球、9三振もブルースに2本塁打を喫し、3失点で勝ち負けがつかなかった。 初回にテイラーの先頭打者弾で1点を先制してもらったダルビッシュは、1回裏に先頭のコンフォートに安打を打たれると、1死からブ ... 続きを見る
2017/08/05
ダルビッシュ有投手が移籍したロサンゼルス・ドジャース。今季は絶好調でMLB最高の76勝32敗、勝率.704を誇り、地区首位を独走中。29年ぶりの世界一を目指して突き進む。今日はダルビッシュのチームメイトである投手陣を紹介する。 【次ページ】先発:クレイトン・カーショウ... 続きを見る
2017/08/04
テキサス・レンジャーズからロサンゼルス・ドジャースにトレード移籍したダルビッシュ有投手が、4日(日本時間5日、午前8時10分試合開始)に敵地でのニューヨーク・メッツ戦で移籍後初登板を果たす。 ダルビッシュはキャリア3回目となるメッツ戦に臨む。これまでの成績は0勝0敗ながらも防御率は5.11。今季は6月7日に登板し、7回1/3を3安打、1四球、9三振もブルースに2本塁打を喫し、3失点で勝ち負けがつかなかった。 対するメッツの先発のジェイコブ・デグローム投手は今季12勝4敗、防御率3.29、139回2/3を投げ、162三振を記録しているエースだ。ドジャース相手には ... 続きを見る
2017/08/03
ダルビッシュ、マエケンが所属 ダルビッシュ有投手が移籍したドジャース。今季は絶好調でMLB最高の75勝31敗、勝率.708を誇り、地区首位を独走中。29年ぶりの世界一を目指して突き進む。今日はダルビッシュを攻守で援護するリーグ屈指の野手陣を紹介する。 【次ページ】捕手:ヤズマニ・グランダル... 続きを見る
2017/08/01
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、31日(日本時間1日)にマイナー3選手とのトレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍した。今季のドジャースはこの日までに74勝31敗と絶好調。彼らにとって日本のエースを獲得することは何を意味するのだろうか。 ■ブルペンの負担を減らす まずはドジャースの先発陣を整理したい。今季15勝のエースのカーショウを始め、12勝のウッド、9勝の前田、8勝のヒル、他にもマッカーシーや柳など、先発陣のメンツはMLBでもトップクラスだ。先発陣の防御率もMLBトップの3.25である。 しかし、今月にアクシデントが発生する。エ ... 続きを見る
2017/08/01
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が31日(日本時間8月1日)に、トレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍すると両球団が正式に発表した。レンジャーズにはマイナーリーグの3選手が送られる。 ウェーバー手続きなしのトレード期限である東部時間午後4時(日本時間午前5時)直前にトレードが成立。ドジャースはダルビッシュを獲得し、レンジャーズへはウィリー・カルフーン内野手、A.J. アレキシー投手、ブランドン・デービス内野手の3人のマイナーの有望株が送られることとなった。 ダルビッシュはトレードが伝えられた後に会見を開き、「3時手前くらいで決まりそうと伝えられてい ... 続きを見る
2017/08/01
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が31日(日本時間8月1日)に、トレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍すると『フォックス・スポーツ』のケン・ローゼンタール記者が速報として報じた。 今季は開幕前からダルビッシュに関するトレードの噂が多く報じられてきたが、ウェーバー手続きを経ないトレード期限が迫る中、動きはないとみられていた。しかし、期限である午後4時(東部時間)を過ぎた段階で『フォックス・スポーツ』のケン・ローゼンタール氏がドジャースへのトレードを速報。レンジャーズは50勝54敗とプレーオフ圏内になんとか踏みとどまっているが、ダルビッシュの放出を決断した。 &nbs ... 続きを見る