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タグ:甲子園の記事一覧

聖光学院、右腕・斎藤が12Kで完封。チェンジアップで打線翻弄も評価は「80点」【全国高校野球】

2017/08/10

〇聖光学院 6-0 おかやま山陽●    第99回全国高校野球選手権大会の第3日(10日、甲子園球場)第3試合は、11年連続出場の聖光学院(福島)が初出場のおかやま山陽(岡山)に6-0で快勝した。    聖光学院は2回に仁平、松本の適時打で2点を先制した。続く3回には安打や犠打、犠飛で1点を追加。4、5回にも着実に点を積み重ね、8回には足を絡めて6点目を挙げた。    投げては、先発・斎藤郁也(3年)が12奪三振の力投。チェンジアップを巧みに使い、地方大会の打率4割超えの打者6人を擁するおかやま打線を完封した。    斎藤は無駄な四球を出したと反省点を挙 ... 続きを見る


花咲徳栄が零封勝利の好発進、15安打9点猛攻! 右腕・綱脇「野手に助けられた」【全国高校野球】

2017/08/10

〇花咲徳栄 9-0 開星●    第99回全国高校野球選手権大会の第3日(10日、甲子園球場)第2試合の花咲徳栄(埼玉)対開星(島根)は、9-0で花咲徳栄が勝利。先発・綱脇が8回無失点、9回も清水が抑えの零封リレーで、終始、試合を優位に進めた。    花咲徳栄は初回に西川の適時打で1点を先制し、2回の攻撃も4安打で2点を追加した。3回も小川の適時打で4点目を挙げ、リードを広げた。7回には野村、須永に連続で適時打が飛び出し、一挙5得点と突き放した。    綱脇は「調子はそんなに良くなかったけど、尻上りに良くなった。野手に助けられた」と振り返る。    3年 ... 続きを見る


木更津総合・山下が痛感した「甲子園の厳しさ」。投手歴1年足らずでプロ注目、飛躍への糧に【全国高校野球】

2017/08/10

 あと一つのアウトが遠かった。    木更津総合(千葉)は5-2のリードを守りながら迎えた最終回、エース・山下輝(3年)が捕まった。7回までは5安打1失点に抑え、試合の流れを掴んでいた。    9回表二死の場面で制球が甘くなり、4連続安打で4点を失った。    「打線が援護してくれたのに、ふがいない投球をしてしまった。甲子園の厳しさを感じた」    2年生の秋に投手に転向した山下。夢の舞台で一勝を挙げる難しさを痛感した。    五島卓道監督は、投手のカバーリングの遅れや走塁ミスなどを敗因として挙げた。「山下があれだけ打たれたのは初めてで、動揺し ... 続きを見る


日本航空石川が逆転勝利! 9回に粘りの6安打4得点で初戦突破【全国高校野球】

2017/08/10

〇日本航空石川 6-5 木更津総合●    第99回全国高校野球選手権大会の第3日(10日、甲子園球場)1回戦第1試合の日本航空石川(石川)対木更津総合(千葉)は、日本航空石川が9回に逆転し、6-5で勝利した。   航空石川は初回、安保の安打と三桝の犠打で1死二塁とすると、3番・原田の適時打で1点を先制した。    木更津総合は2回裏に一挙3安打で満塁とすると、山中の適時2塁打で2点を返し、逆転に成功した。4回裏には安打や暴投で、2死二塁から峯村貴の適時打で1点を追加。芦屋に2点本塁打が飛び出し、さらに突き放した。    しかし、航空石川は8回に安保、三 ... 続きを見る


左手首骨折でも「右手で」本塁打。前橋育英に4年ぶり勝利もたらした4番主将の不屈の精神力【全国高校野球】

2017/08/10

 前橋育英(群馬)は9日の初戦に集中打で山梨学院(山梨)を12-5で下した。    4年ぶりの夏の勝利。とどめの一発を決めたのは、4番の主将・飯島大夢(3年)だった。3回表に先制の適時打を放ち、7回表には左中間へのソロ本塁打で12点目のホームを踏んだ。    「左手が使えないので、なんとか右手で押し込んだ」    関東大会で左手首を骨折した飯島は、状態が万全でない中での試合出場。「けがでチームに迷惑をかけたが、甲子園で貢献できてうれしい」と笑みを浮かべた。    荒井直樹監督は「あの1点は大きかった。けがをしてても4番がそこに座ってるのは、チームにとって ... 続きを見る


明徳義塾が激戦を制し1回戦突破! 馬淵監督は甲子園通算49勝目【全国高校野球】

2017/08/09

◯明徳義塾 6-3 日大山形●    第99回全国高校野球選手権大会の第2日目(9日、甲子園球場)1回戦第4試合の日大山形(山形)対明徳義塾(高知)の試合は、延長12回に明徳義塾が勝ち越し、6-3で勝利した。    この日の3試合、すべての試合で1回表に得点が入っているが、この試合も1回表に明徳義塾が谷合の適時打で先制する。しかし、その裏に日大山形も斎藤が左翼線へ二塁打を放ちすぐさま追いつく。    明徳義塾は2回には先頭の久後が俊足を飛ばし余裕の三塁打を放ち、続く筒井の右前適時打で勝ち越し。しかし、その裏に斎藤が中前に落とす2点適時打で逆転に成功する。 &nbs ... 続きを見る


前橋育英、機動力&打線爆発で快勝 県予選2発の打線が甲子園でいきなり3発【全国高校野球】

2017/08/09

 第99回全国高校野球選手権大会の第2日目(甲子園球場)1回戦第3試合の山梨学院(山梨)対前橋育英(群馬)の試合は、前橋育英が12-5で快勝した。    前橋育英は初回に丸山の足を絡めた攻撃から飯島の適時打で1点を先制する。さらに3回には飯島、皆川、吉沢の3連続適時打に、小池の左翼スタンドへの2ラン本塁打の猛攻で5点を加える。    山梨学院は4回裏に四球3つで満塁とすると、五十嵐が中越えの走者一掃適時三塁打で一気に迫る。    しかし、前橋育英は足を使った攻撃で得点を加えると、6回には8番・飯塚の3ランなどで4点を追加。再度突き放す。    一方の山梨 ... 続きを見る


作新学院、打線沈黙で夏連覇叶わずも…今井卒業後の”全員野球”で掴んだ春夏切符【全国高校野球】

2017/08/09

 昨夏の覇者・作新学院(栃木)は、初戦で盛岡大付(岩手)に1-4で敗れた。地方大会平均約9得点の強力打線はなりをひそめ、わずか2安打に抑えられた。    相手投手の好投に加え、守備のミスが絡み、試合の流れを引き寄せることができなかった。小針崇宏監督は「うまくヒットを狙うことができない中で、もうちょっとつなぐ意識をもって作戦を実行してもよかった」と反省の念を口にし、「悔しい負け方」と振り返った。    4番・中島淳(3年)は「守備で少し隙があった。打てなくて、雰囲気も少し攻められ気味。(連覇がかかっていて)相手チームは必死に食らいついてくるし、負けじといったけどうまくいかなか ... 続きを見る


盛大付、エース平松の好投で初戦突破 作新は夏連覇の夢が破れる【全国高校野球】

2017/08/09

◯盛岡大付 4-1 作新学院●      第99回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で8日に開幕し、第2日目1回戦第1試合の作新学院(栃木)対盛岡大付(岩手)の試合は、盛岡大付が4-1で勝利。作新学院の夏連覇の夢を打ち破った。    作新学院は初回に相手の暴投で1点を先制するも、2回裏に盛岡大付が臼井の三遊間を破る適時打で同点に追いつかれる。    盛岡大付の先発・平松は、初回以降も四球を出すなど走者を塁に出すが、粘りの投球で作新学院に得点を与えず。すると、5回裏にバッテリーミスで勝ち越すと、2死から4番・比嘉が右中間を破る2点適時打で点差を広げる。   ... 続きを見る


秀才軍団・彦根東、サヨナラ劇を呼んだ冷静な判断力。絶好機にも「いつも通り」で悲願の初勝利【全国高校野球】

2017/08/09

 滋賀県内屈指の進学校・彦根東が、開幕試合でサヨナラの逆転劇を演じ、悲願の甲子園初勝利を掴んだ。   4-5で迎えた9回裏、先頭の代打松井が安打で出塁して好機をつくった。2番朝日の三ゴロで同点とし、2死一、二塁から4番岩本が一二塁間を抜ける適時打を放ち、試合を決めた。   サヨナラのホームを踏んだのは、二走の原晟也(3年)。クロスプレーとなるも、スライディングした原がわずかに早かった。   「ベンチもスタンドも意識は一つ。一打サヨナラの場面で回らない選択肢なかった」と語る。三塁を踏んだとき、ライトはすでにバックホーム体制。「やばいなと思った。でもちょっとでも反れた ... 続きを見る


津田学園、宮木のサヨナラ打で初出場校対決を制す 藤枝明誠の久保田は172球の熱投実らず【全国高校野球】

2017/08/08

◯津田学園 7-6 藤枝明誠●      第99回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で8日に開幕し、第1日目1回戦第3試合の藤枝明誠(静岡)対津田学園(三重)の初出場校同士の試合は、延長11回の激闘の末、津田学園が7-6でサヨナラ勝利した。    藤枝明誠は初回に2死から清水が失策で出塁すると、中田がつなぎ一三塁。すると、一塁走者の盗塁が相手のミスを誘い、1点を先制する。その後は藤枝明誠の先発・久保田と津田学園の先発・水谷が粘りの投球を披露する。    4回裏に津田学園が3連打で満塁のチャンスを作ると、石川が遊撃に強い打球を放つも一塁へ全力疾走。ヘッドスライディン ... 続きを見る


済美、中断後の猛攻で快勝 予選から全試合完投の東筑のエース石田は完投目前で力尽きる【全国高校野球】

2017/08/08

◯済美 10-4 東筑●     第99回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で8日に開幕し、第1日目1回戦の第2試合の済美(愛媛)対東筑(福岡)の試合は、済美が中盤の猛攻で10-4で勝利した。    初回に済美は相手のミスなどから満塁のチャンスを作り、相手のバッテリーエラー投で1点を先制する。さらに3回にもチャンスを作り1点を加えると、5番・吉岡の中堅へ大きな当たりを放つ。しかし、この打球を東筑の阿部がフェンスに激突しながらジャンピングキャッチ。スーパープレーで失点を防ぐ。    すると、東筑は4回に盛田が左翼スタンドに完璧な当たりのソロ本塁打を放ち1点を返すと、 ... 続きを見る


きょう開幕の甲子園、台風一過の酷暑。勝敗分ける“浜風”の影響は?

2017/08/08

 第99回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)は台風5号の影響により、予定より1日遅れの8日に開幕した。    8日午前5時の神戸地方気象台発表によると、甲子園球場がある兵庫県南部の同日の天気は曇りのち晴れ。日中の最高気温は34度の予報で、真夏日となる見通し。    風速6~9メートルと予測され、甲子園球場で「浜風」といわれる西の風は強い。浜風は右翼から左翼へ吹き、本塁打を打つなら右打者が有利といわれている。    開幕試合の彦根東(滋賀)-波佐見(長崎)では、選手登録されている計36人のうち33人が右打者。両チームの地方大会の本塁打数はいず ... 続きを見る


夏の甲子園の組み合わせ決まる 開幕戦は公立校対決 <第99回全国高校野球選手権>

2017/08/04

 阪神甲子園球場で7日に開幕する第99回全国高等学校野球選手権の組み合わせ抽選会が4日に大阪市内のフェスティバルホールで行われた。    史上初の2度の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)は、4日目の第4試合で米子松蔭(鳥取)と対戦が決まった。    昨年の夏の甲子園の優勝校である作新学院(栃木)は2日目の第1試合で盛岡大付(岩手)と激突し、駒大苫小牧以来12年ぶりの夏連覇を目指す。    開幕は7日の10時30分から、彦根東(滋賀)と波佐見(長崎)の公立校同士のカードで幕が開ける。第2試合では済美高校(愛媛)対東筑(福岡)、第3試合では藤枝明誠(静岡)と津田学園(三 ... 続きを見る


第99回全国高校野球選手権大会【出場49校一覧】

2017/08/04

 第99回全国高校野球選手権大会(7日開幕、甲子園球場)の組み合わせ抽選会は4日午後4時、大阪市のフェスティバルホールで行われる。この抽選で3回戦までの対戦が決定する。準々決勝以降の組み合わせは、勝利チームの主将が試合直後にくじを引いて決定する。    47都道府県から49代表(北海道は南北、東京は東西)が出場する。初出場は、坂井(福井)、藤枝明誠(静岡)、津田学園(三重)、おかやま山陽(岡山)、下関国際(山口)、早稲田佐賀(佐賀)の6校。最多出場は3年連続38回目の北海(南北海道)で、三本松(香川)は24年ぶり3回目の出場となる。    大会期間は8月7日から15日間(休 ... 続きを見る


DeNA・筒香、決勝打も開幕から89打席で本塁打無し。思い出の地・甲子園で復活なるか

2017/04/25

 横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手が、開幕から89打席本塁打無しと、不調に苦しんでいる。今までのワーストは、2014年シーズンに記録した38打席だっただけに、記録を更新し続けてしまっている。    今日の筒香は、第1打席では二死3塁のチャンスで適時打を放ち、先発のルーキー・濱口を援護。結果、この1点が決勝点となった。その後、第2打席では遊ゴロ、第3打席では見逃し三振、第4打席では捕邪飛に倒れ今日も本塁打を放つことは出来なかった。    WBCでは打率.320、3本塁打、8打点という成績を残し、侍ジャパンの主砲として準決勝進出に貢献。しかし、今季は21試合を終え打率.2 ... 続きを見る


作新学院V、甲子園で一番勝利数が多いところは? 都道府県別ランキング【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】

2016/08/24

ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。今回は、2016年夏の甲子園終了時点の都道府県別の甲子園勝利数についてだ。... 続きを見る


高校野球101年、学校別番付。東西の横綱はどの高校か?【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】

2016/08/10

ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。今回は、高校野球についてだ。... 続きを見る


作新学院の今井、一気にドラフト上位へ。MAX149km遅咲き右腕が掲げる「球速以上に速いボール」【2016夏の甲子園注目選手】

2016/08/03

2016年夏の代表校がそろった。これまで当サイトで紹介した選手やチーム以外にも、楽しみな逸材たちが大舞台を踏む。6年連続出場となった作新学院(栃木県)のエース・今井達也もその一人だ。突如としてドラフト戦線に殴りこんできた右腕は甲子園でどのようなピッチングを見せるのだろうか。... 続きを見る


甲子園10年連続出場を目指す聖光学院(福島)。県内無敵の強豪が直面する苦しみ【2016年夏 注目校ルポ】

2016/07/08

福島県伊達市にある聖光学院。2001年夏に甲子園初出場を果たすと、07年から15年にかけて、戦後最長となる9年連続夏の甲子園出場中だ。この夏は福島大会10連覇が懸かっている。「勝つことが当たり前」とされた中で、彼らは2016年の夏をどう乗り切ろうとしているのだろうか。... 続きを見る


昨夏8強に導いた左腕・高橋昂也(花咲徳栄)。寡黙な男が語るピッチングの「理想」と「現実」【2016年夏 各地区逸材ファイル7】

2016/07/06

昨夏、甲子園ベスト8に進出した花咲徳栄。そのチームで試合途中に登板しては快投を続けたのが、現チームのエース高橋昂也だ。覇者・東海大相模との一戦ではスカウトたちに印象に残るピッチングを見せた。今春のセンバツでは不本意に終わったが、春先からの不調から脱し、目指すのは勝てるピッチングだ。... 続きを見る


【野球人の言霊5】センバツ初優勝へ導いた智弁学園・小坂監督の信念

2016/04/01

「人間のやることなんでね。ホームプレートを挟んで並んだ時点で気持ちが負けなかったら、試合には負けないんすよ」(智弁学園・小坂将商監督)   智弁学園がセンバツ初優勝を果たした。監督を務める小坂監督は95年夏の選手権でベスト4に進出したときの主将だ。当時と言えば、奈良県では天理全盛の時代で、2度の全国制覇を果たしたころだった。天理の県内のライバル校・智弁学園にとっては、その存在感に圧倒されることもあった。   しかし、小坂は常に「気持ちで戦う」を前面に出してきたという。   「僕が現役時代の天理はウチとはスケールが違っていました。体はゴツいし、中学時代の実績もすごい ... 続きを見る




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